’18 11月15日(木) くもり 「アウシュビッツ強制収容所」

 

04:30頃、クラクフ着。外はまだ暗い。予約していた宿へ向かう。途中宮殿?大聖堂?そして公園と次々と現れる建物。ヨーロッパってやっぱすごい。

05:00、宿に到着。ビル自体の扉は開いているので中へ入る。が、そこから宿へと続く階段の扉は鍵が掛かっている。あれ、インターホンを鳴らすが反応無し、ふう。

開かない扉

開かない扉

一服して再チャレンジ。結果は変わらず。うーん…。ブッキングドットコム経由で朝5時に着くことを伝え、ちゃんと返信があったらからこの時間に来る事は分かっていると思うんだけどなぁ。

06:30、少し明るくなってくる。「もういいや、このままアウシュビッツへ行こう」とワルシャワからのバスが着いたバスターミナルへ戻る。チケットの販売は7時かららしいので、ちょうどいいタイミング。

で、アウシュビッツ(オシフィエンチム)行きのチケットを買おうと窓口へ行くと、「すぐに出るから直接バスに行ってそこで買いなさい」と言われる。本数の少ないこの時期のこの時間にすぐにバスに乗れてとてもついている。そしてこの事がアウシュビッツで幸運をもたらす

アウシュビッツに到着

アウシュビッツに到着

教えてもらったプラットフォームへ行きバスへ乗る。窓口で言われたとおりチケットはその場で買うことができた。クレジットカードも使えてすごく便利。チケット購入とほぼ同時、07:10にバスは出発。

バスの中では時間がなくて預けられなかったバックパックを枕に爆睡。車内がすいていてよかった。

08:35、アウシュビッツ着。さて問題が2点。

  1. バックパックを預けたい
  2. できたら(ツアーでは無く)フリーのチケットを取りたい

01は入り口近くに預かり所を見つけたのでそこへ行く。どうやら一定以上の大きさの荷物は持ち込めないらしい。お値段は(大きさによって変わるかもしれないけど)自分のバックパックは5zl(ズウォティ/zloty)で約190円。

アウシュビッツ入り口

アウシュビッツ入り口

これまでずっとカードで切り抜けてきた(現金は10ユーロしか使ってない)けど、さすがにここでは現金だけと言わる。入り口右側に両替所があると教えてくれたので、仕方なく1万円分を両替、258ズウォティになる。

無事両替を終え、預かり所に料金を払い、番号の書かれたタグと引き換えにバックパックを預ける。

次は02、チケットの購入。「そんなの買えばいいじゃん」と言われそうだけど、アウシュビッツは原則WEBから予約したツアーでないと入れない(らしい)

で、今日の状況を見てみると09:30からの6時間ツアー(ドイツ語)と13:20からの6時間ツアー(ポーランド語)のみでフリーの項目が無い。試しに1週間後の状況を見るとフリーの項目があるのでもう今日はフリーでは入れないのかなぁ…。

とりあえず「information」の腕章を付けた係の方に「予約していない、チケットが欲しい」と言うと「チケットを持っている人が並んでいる入り口の隣の入り口へ行くように」と言うので行く。

空港以上に厳密なセキュリティをくぐり(3回ゲートをくぐり直した)、奥にあるカウンターで「チケットが欲しい」と言うとあっさりゲットできた。あれ。

時期によっては本当にツアーでしか入れないらしいが、時期外れな事と、時間が早く人が少ないから特別にチケットが買えたらしい。宿が開くのを待ってなくて本当に良かった。

ARBEIT MACHT FREI

ARBEIT MACHT FREI

さて、早速例の「ARBEIT MACHT FREI(働けば自由になる)」の文字が見える。「B」が逆さまで有名なやつだ。収容者によって作られたものだが、当時の流行りとかささやかな抵抗と言われている。

その文字の下のゲートをくぐり中へ。ちなみに収容所全体は有刺鉄線で囲まれていて、当時は220ボルトの電流が流れていたそうだ。

収容されていた建物は28棟あり、最大で2万8千人が収容されていたとの事。

見た目は…

見た目は…

建物はポーランド軍のものを流用していたらしく、見た目はレンガ造りでおしゃれな外観。また、建物の間隔も余裕があり、そこだけを見ると地方のちょっといい新興住宅地といった感じ。見張り台と有刺鉄線さえ無ければ…。

細かい解説はいつもの通り専門のサイトに任せるけど、当時の様子が残る収容所を見ていると狂気という言葉だけでは表せられない何かを感じる。

もうやめようね、こんな事…。

巡回バスで移動

巡回バスで移動

3時間程見て回る。喫煙所の無い場所にこんなに長くいるなんてかなり珍しい。

アウシュビッツを後にして、無料巡回バスで「ビルケナウ強制収容所」へ向かう。時間は10分掛からない位。

アウシュビッツが本来、ポーランド人の政治犯を収容する為に作られたのに対し、こちらは最初からホロコースト(大量虐殺)を目的として作られたもの。

ビルケナウ入り口

ビルケナウ入り口

1.75平方キロメートル(東京ドーム約37個分)の広大な土地に300棟以上の収容所が建てられている。そして一番印象的なのが鉄道の引き込み線。実に無駄がない。

広い敷地内は「自由に見て回ってね」という感じで要所要所に解説のパネルがある位。すでにアウシュビッツで3時間位歩いているし、ここの広さを入り口から見た時は「もういいや」と思ったけど、結局1時間半掛けて見てしまった。

無料巡回バスでアウシュビッツに戻る。

ビルケナウ内部

ビルケナウ内部

預けた荷物を受け取りクラクフへ戻ろうとバス停で待っていると、「クラクフ行きのバスはここでは無く、lajkonikのバスで向こう側から出る」と地元の方が教えてくれた。助かりました。ありがとうございます。

来た時と同じルートでクラクフへ戻る。

さてもう一仕事。明日のスロバキア「ブラチスラヴァ」行き列車のチケットを予約しにバスターミナル隣の鉄道駅へ行く。深夜便しか無いので「ベッドとシートどっちがいい?」と聞かれ、値段を確かめると1,500円位しか変わらなかったのでベッドを予約。どんな感じなんだろう。楽しみだ。

今度こそ宿へ。また門が開いていなかったらどうしよう、とちょっと心配だったけどさすがに開いていた。

入り口は3階。そちらの扉は閉まっていたのでまた心配になったけど、ベルを押すとすぐに扉が開き部屋に通される。

変わった間取り

変わった間取り変わった間取り

机が入り口の方を向いて置いてあるちょっと変わった間取りの部屋だけど、天井も高く意外といい部屋。

一応「今日朝5時に来て06:30まで待った。何度もベルを鳴らしたけど反応が無かった」と伝えるが、「そうなの?そんな筈は無いんだけどなぁ」という返事、ふう。後Wi-Fiパスワードを聞いたら手書きのメモを出してくれたけど、何度打っても通らなかった…。

聖マリア聖堂

聖マリア聖堂

時間は17:00位。眠たいけどここで寝たら負けなので外をうろつく。

外はもう真っ暗。ライトアップされた歴史的な建物が美しく浮かんでいる。そこで楽器を弾く人々。古の格好で馬車を引くサービスがあるのか5,6台の馬車が並んでいた。

マックで夕食。もう意地だね。

スーパーでパンとビールとポテチを買って宿に戻る。

共有スペースにある冷蔵庫で今まで買ったけど飲めなかったビールを冷やしていたのでそれらを飲む。やはり2本飲みきれず、2本目の途中で寝てしまう。01:00位?

クラクフ

横断歩道で自動車が止まる。次の人の為に扉を押さえる。なんて民度の高い街なんだろう。

本日の移動ルート

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(注)値段や交通手段、一部リンク等は当時のものです。