’01 11月21日(水) はれ→くもり 「北京到着」
夜中何度か目が覚めたが、07:30、本格的に起きる。隣の食堂車へ行き恒例の朝コーヒー。超甘いのが出てきたが我慢して飲む。約1時間、そこで道中日記を書く。

貧しいけど楽しい食事
さすがに腹が減ってきたので、斜め向かいの人が食べているちょっとおいしそうな朝粥定食(推定)を食べようと思ったが、残金が心細いので、やっぱり車内販売弁当(20H$)にする。
昨日のと違い、入っていたカブ?が味気なく、舌ざわりもいまいちだったので、半分近くおかずを残す。余ったご飯は、食堂車で塩を掛けてきて食べました。もう、貧乏の臭いがぷんぷんする。
窓の外は、カンフー映画に出てきそうな煉瓦造りの家々。どこまでも広がる田園地帯が中国っぽくてとてもいい感じ。トランプや音楽を聞き時間をつぶし予定より3時間ほど早い18:05、北京西駅に到着。列車の旅も終わりとなる。
客室係の女性に挨拶し、北京への第一歩を踏み出す。余談だけどこの係の女性(ちょっとかわいい)は、電話ボックスほどの狭い係用の部屋に、夜電気も付けずにじっと座っていたのが印象的だった。
広い北京西駅を出、何度か道を尋ねながら約1km歩き、軍事博物館駅に着く。そこから8駅目の東単駅で降り、徒歩10分、チェックしていた宿である北方飯店を発見。ちなみに地下鉄は一律3元であった。
早速部屋を見せてもらい、ここに決定。1泊272元、3日泊まるということで合計780元にしてもらう。
さて、お金を払おうにも元を持っていないので、両替をしに宿で教えてもらった王府飯店(かなりでかいホテル)へ行く。
入り口で両替所を聞くと、いかにもホテルマンといった爽やかな人が「私に付いて来なさい」と案内してくれる。が…、両替所で宿泊客しか両替しないと言われ、あえなく撃沈。
仕方が無いので、向かいの和平賓館(こちらもでかいホテル)へ行き、再度試みるが結果は同じ。うーん、どうしよう。
ここで諦めたら野宿になりかねないので、宿泊客らしい人に声を掛け両替してもらうように頼む。
快く引き受けてくれたその方は、実は中国人のガイドという話だったが、本人の名前でないので日本円へ再両替できないことや、金額に間違いないこと等、とても気持ちのいい丁寧な日本語で対応してくれた。異国で親切にされると本当にうれしいし、旅もより楽しくなる。
一旦宿に戻り、料金を払った後、少し休もうとテレビをつけたら刑事物のドラマが始まる。「はぐれ刑事純情派」の様に人情に厚い刑事が、「太陽にほえろ」ばりに地道に捜査し、最後に犯人の組織を「西部警察」の如くバズーカと手榴弾で壊滅するというすばらしい内容で、ついつい見入ってしまった。
22:00、食事をしに外へ出る。近くの食堂へ入り、麺とその他2品を(漢字から内容がわからないので)適当に注文する。1品目は漬物なので食えず。2品目は冷奴だったが、なぜか大量の塩がかかっており、しょっぱすぎて食えず。3品目の「太いパスタのニンニクケチャップあえ」の様な麺だけをひたすらに食べた。本場の中国料理はやっぱり日本の中国料理とは違うものらしい。
食後に夜の街を散歩。この辺りで1番にぎやかな王府井大街を歩いているとちょっとかわいい女の子二人に囲まれる。相方共々何?と思っていると「カラオケ、マッサージ、SEX、見るだけタダ」と日本語で言ってきた。どうやら単なる客引きらしい。社会主義国中国の首都で、しかも大通りの交差点で、こんなあからさまな客引きがあるなんて、中国のイメージがちょと変わってしまった。
彼女達を振り切り、偶然見つけたスターバックスでコーヒーを買い、宿に戻る。バスタブ+お湯もでるので、今日はすっきりして寝れそうだ。
(注)値段や交通手段、一部リンク等は当時のものです。


