[ネパール カトマンズ]タメル地区でやっぱり沈没した話

沈没中に育てた村

沈没中に育てた村


沈没とは

長期旅行者が観光等を行わず目的もなしに1つの都市に留まること。

目的もなしにという所がポイントです。例えば「俺はこの界隈のラッシーを全部飲み尽くしてやる」という目的で一つの都市に留まることは「沈没」ではありません(私見)。

沢木耕太郎著「深夜特急」もインドのニューデリーで沈没しているところから始まります。

2003年に初めて訪れたときもあまりの心地よさに沈没。ちょうど日本を出て1ヶ月、中国からチベットを経由しネパールに入ったんですがのんびりしたなぁ。

2016年に再度訪れた時は「今度こそ観光しよう」「ポカラかナガルコットにも行っちゃおうかなぁ」と考えていたんですが、結局カトマンズを出ることはありませんでした。2回目は10日程の旅だったのでこれを「沈没」と呼べるかは微妙ですが…。

会社を辞めて旅に出た2003年の日程はこちら。だいたい1都市2泊3日で移動していたのがネパールで止まってますね。

タメル地区沈没者の1日

09:00、起床してシャワーを浴びる。そして宿の前で売っているチャイと昨日買っておいたパンの朝食。食後特にやる事も思いつかないのでホテルのベッドで持ってきた本を読む。

13:00、お腹が空いてきたのでお昼。宿に置いてある割引券を持って日本食屋へ。今日は生姜焼き定食にしよう。

食後は目的も無く街歩き。疲れたらカフェで休みながらフリーWi-Fiでニュースサイトを閲覧。

19:00、夕食、今日のメニューは餃子とビール。ついでに焼きそばも注文。

20:00、パン屋へダッシュ。半額になったパンを購入、スーパーでビールも買って宿へ戻る。

ビールを飲みながら持ってきた本の続きを読んだり、ゲームをしたり、動画を見たり。

23:00、夜食にパンを食べて寝る。明日は何をしようかなぁ。

以下ループ


見事なまでに非生産的ですね。

前回訪れた2003年もほぼ同じ行動をとってます。

カトマンズがなぜ人をこんなにだめにするのか思いつくまま書いてみますね。

タメル地区で沈没する理由

  • 治安が良い
  • 物価が安い
  • 両替がしやすい
  • ご飯がおいしく種類も豊富
  • お酒もおいしい
  • 気候と人が穏やか

治安が良い

どんなに居心地が良くても毎晩銃撃戦がある、なんて嫌ですよね。

幸いな事に今の所ネパールはテロや紛争とは無縁で、組織的な犯罪や殺人等の凶悪犯罪も少ないです。

盗難や料金トラブル、衛生面による体調不良等はもちろんありますが、「旅人としての最低限の注意」を払えば快適に過ごせます。

出かける前は外務省海外安全ホームページで最新の情報を確認しましょう。

物価が安い

滞在費と食費、旅を続ける上で絶対に必要なお金です。ここを(無理のない範囲で)いかに抑えるかが長く旅を続けられる秘訣になります。

滞在費は安い宿だと500円以下で見つける事ができます。

食費はネパールの国民食ダルバートで1食200円程度、チャーハン等100円以下で食べられるメニューもあります。

更にいくつかあるパン屋は20時を過ぎると半額になるので毎晩夜食、朝食用に購入していました。

両替がしやすい

両替をする為にわざわざ銀行へ行って、書類を書いて、なんて面倒…。

タメル地区だけでも複数の両替所があり、面倒な手続きなしにすぐに両替ができます。

もちろん日本円からの両替も可能。どこで両替してもだいたい同じレートでした。

ご飯がおいしく種類も豊富

絶対に譲れないポイントその1、ご飯のおいしさ。そして種類。

世界一おいしいハンバークが食べられる!だけでは1週間もちません。

カトマンズではネパール料理だけでなくヒンドゥー圏では珍しく牛肉、そして本格的な日本食も食べられます。

よくある「日本風」な料理ではなく完璧な日本食を出すレストランがいくつかあります。しらばく日本を離れている身にとってはとてもありがたいです。

お酒もおいしい

絶対に譲れないポイントその2、好きな時に飲めるお酒。

インドではこそこそ買っていた(州によっては買えなかった)お酒もどうどうと買えます、飲めます。

宿の屋上で昼間から飲むビール、最高です。

気候と人が穏やか

陸路でネパール入りする場合、チベットかインド経由がメジャーなルート。

チベットは気候が厳しく、インドは常に気を張っていないといけない。

カトマンズの気候は(比較的)穏やか、少なくともチベットのラサの様に標高3千メートル以上という事はありません。またインドと比べて人が穏やかなので、チベット、インド、どちらから入ってものんびりでき癒やされます。

結論

ありです!長期旅行者ならいままでの旅の疲れをとり次の目的地までの休息に、短期旅行者でもたまには海外で何もせず過ごすのもいいのではないでしょうか。

もちろん最初にも書いたように「旅人としての最低限の注意」を払うことは忘れずに。

生きている内にもう1回位は行きたいなぁ。


(注)値段や交通手段、一部リンク等は当時のものです。